1. トップページ
  2. ニュース
  3. 三菱電機が未来工場、2つのAIで作業者と意思疎通

三菱電機が未来工場、2つのAIで作業者と意思疎通

投稿日時
2025/10/31 09:00
更新日時
2025/10/31 09:00

未来の工場はAIを使って自律的に進化しそうだ。三菱電機は2つのAIを用いてそんなことを実現する塗装工場の生産ラインを、10月17日まで千葉市の幕張メッセで開かれた先端技術展「CEATEC2025」で紹介した。

展示したのは自社の多関節ロボットを使った自転車フレームの塗装ライン。デジタル空間上で生産ラインの事前動作検証をするほか、言語モデルが自律的に判断したり作業者とやりとりしたりする。ポイントはクラウドAIとエッジAIを併用し、Amazon Web Servicesの協力を得てトラブルシューティングすること。「音声を認識して状況確認したり、異常への対処法を教えてくれたりする。ネットワークにつながらなくなってもエッジAIで機能する」と言う。

(日本物流新聞2025年10月25日号掲載)