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カインズで多機能搬送ロボ24h運用

投稿日時
2026/01/15 09:00
更新日時
2026/01/15 09:00

カゴ車搬送・販促・清掃の1台3役、FUJIが実証

FUJIは「カインズ 吉川美南店」(1211日オープン)で、同社が開発を進める多機能搬送ロボットを用いた24時間無人運転の実証運用を始めた。ロボットの役割を夜間はカゴ台車の無人搬送、朝は清掃、日中は販促支援と時間帯に応じて切り替え、余剰時間を抑えた高稼働な運用を目指す。小売店舗では面積や運用管理の工数から複数のロボットの導入が難しいという課題があった。本実証は1台で複数の業務を担うロボット運用が、店舗運営にどこまで貢献できるかを確かめる狙いがある。

実証に用いる多機能搬送ロボットはカインズの複数店舗で運用実績のあるカゴ台車搬送ロボットに販促や清掃の機能を追加したもの。消灯後の店舗では荷物を積載した最大500㌔のカゴ台車を無人搬送。清掃ユニットを搭載することで清掃ロボットとして、販促支援ユニットに付け替えることで販促ロボットとしてマルチに活用する。

FUJIは実証結果を元に多機能搬送ロボットの多様な業態への適用性を検証し、店舗運営を支えるソリューションの実用化を目指したい考え。同社は「人とロボットが共に働く社会の実現に向けた重要なステップになる」とする。

(日本物流新聞2026110日号掲載)