山善とロジライズ、物流改善の優秀事例に選出
- 投稿日時
- 2025/08/18 09:00
- 更新日時
- 2025/08/18 09:00

山善と同社のグループ会社であるロジライズ(東大阪市)の物流改善4事例が、(公社)日本ロジスティクスシステム協会と(一社)日本物流資格士会が主催する「全日本物流改善事例大会2025」の優秀事例として選出され、5月13・14日に開かれた同大会で両社はその取り組みを発表した。
物流拠点であるロジス東京(埼玉県北本市)における輸配送の見直し(早朝配達、幹線輸送、パレット輸送)による運賃削減と納品リードタイムの短縮(山善)や、出荷拠点や在庫の配置見直しによる近距離配送の体制構築(ロジライズ)などの事例が評価された。山善は「これらの改善は地域密着型小規模配送拠点の『デポ』を活用し、自社配送エリアの拡大や即納体制の強化を進めたことにより実現できた」としている。
この大会は物流の現場力を高めるとともに実務者が集う情報交流の場として毎年開かれており、今回は42件が優秀事例として選出された。
(日本物流新聞2025年8月10日号掲載)