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牧野フライス精機、工具研削ソフトを16年ぶり刷新

投稿日時
2024/11/26 18:00
更新日時
2024/11/26 18:00

牧野フライス精機(株)

新ソフトで強化した機能などを説明する清水大介社長(左)

 牧野フライス精機は第3世代となる工具研削ソフト「Tool Creator」をJIMTOF2024で披露した。08年にリリースしたMSPS-Ⅱ以来16年ぶりの刷新。来年4月以降に生産する工具研削盤に搭載する。
 これに合わせて新デザインの操作盤(24インチのタッチパネル)を用意。「パネルにウィンドウを複数表示させてマルチタスクが行いやすくなった。通信機能も強化し、図面を取り込んで複雑な形の総型工具(切削加工後のワーク断面形状と同じ形の切れ刃をもつ刃物)の研削ができる」と清水大介社長が自らアピールした。測定装置と柔軟に接続でき、環境データの取込みが容易になった。

(2024年11月25日号掲載)