山善、大阪本社に協働ロボ展示場
- 投稿日時
- 2021/02/10 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:21
エンジニアリング機能を強化
山善は1月25日、大阪本社本館(大阪市西区)の1階に協働ロボット専用のショールームをオープンした。コロナ禍で需要の高まる省人化・自動化ニーズに応えるため、まず3メーカーの協働ロボットを展示。デモンストレーションも行いないながら、具体的な活用方法を提案する。
ショールームは、生産現場の省人化・自動化を提案する同社のFAE(factory automation and engineering)支社の主管で開設。130平方?bの面積に5台の協働ロボットを展示し、FAE支社がエンドユーザーやSIerとの打ち合わせや商談に用いる。
同社が昨年7月に正式に代理店契約を結んだ台湾の協働ロボットメーカーTECHMAN製の実機がネジ締めや冷蔵庫からペットボトルを取り出してテーブルに給仕するデモを行う(=写真)。またファナックの協働ロボットCR?XやABBの双腕型協働ロボットYuMiも展示。山善は「様々な生産現場のワークに最適な協働ロボットをご提案できる。コロナ禍では『密』を回避する動きも加わり、需要はますます高まっている」とし、今年度はFAE支社に2人のエンジニアを採用。来年度もエンジニアを1人増員しエンジニアリング機能を強化する考え。TECHMANの女性専任営業チーム「テックウーマン」には今年度の新入社員も加え、増員している。
(2021年2月10日号掲載)