ねじ締め自動化提案を強化
ハイオス(戸津勝行社長)は、複数のロボット関連メーカー、SIerと業務提携し、ねじ締結における自動化提案を強化する。
「最先端のねじ締め自動化を、ユーザーと実現する」という同社は、半世紀に渡るねじ締結の知見を元に、電機メーカーから自動車産業に至るまで多くの製造現場のねじ締め自動化を実現してきた。
今回、アライアンスを組んだのはIAI、ABB、ファナック、三菱電機、川崎重工、ユニバーサルロボット、蛇の目ミシン、不二越の各ロボットメーカー。ここにテックメイク、THKインテックス、昭特製作所、セザキ、マシンオートら、ねじ締めロボットのシステム構築に深い知見を持つSIerや、自動化ねじを供給するねじ商社の東京鋲螺も加わる。
さらに山善、立花エレテックがシステムの総合プロデュースやコンサルティングとして参画。導入に至るリースやレンタルを東京センチュリーがファイナンスアレンジを行う、という隙の無い陣容となった。
今後は「一部の大企業だけではなく、中小企業にも導入しやすく、生産性向上につながるねじ締め自動化ソリューションを提案していきたい」(同社)と、よりきめ細かい自動化導入支援を行ってゆく構えだ。また自動化提案ホームページを9月初旬、新たにオープンする予定だ。
(2021年8月25日号掲載)