10%以上薄い本体幅
ブラザー工業(愛知県刈谷市野田町北地蔵山1-5、TEL.0566-95-0078)は小型マシニングセンタSPEEDIOシリーズ向けロータリーテーブルの新モデル「ロータリーテーブルT-200A」を9月16日に発売した。加工物の複数面加工を1回のセッティングで可能になる。
T-200AはSPEEDIO専用ロータリーテーブルとして2016年から販売してきたT-200の後継モデル。バックラッシュをなくすローラーギアカム構造を採用し、同機のコントローラーで直接動作させられる。本体構造を見直し、本体幅を従来から10%以上薄くした。「加工エリアを拡張することで、今まで以上に大きな治具の搭載が可能」と言う。標準価格は税別で101万5000?123万5000円。
(2019年10月10日号掲載)