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三菱重工工作、国内最大の金属3Dプリンター完成

投稿日時
2021/06/30 09:00
更新日時
2024/08/19 13:18

日本電産マシンツール株式会社

LAMDAで航空機ダクトサンプルを積層する様子(積層材質および母材はTi-6Al-4V)

 三菱重工工作機械は横2.5×奥行0.9×高さ1.0mの造形サイズに対応した金属3Dプリンター「LAMDA2000」(積層のみタイプ)の納入予定機を完成させた。金属積層に対応した造形機としては国内最大という。すでに同社工場で展示中の造形サイズ横2.0×奥行1.5×高さ1.6mLAMDA2000(切削加工機能をもつハイブリッドタイプ)とあわせて売り込む構え。
 LAMDAはパウダーベッドを必要としないDED方式を採用し、酸化を嫌う材料でも大気環境中での造形を可能とする「ローカルシールド」機能を搭載する。また「モニタリングフィードバックシステム」がメルトプールの状態の記録・安定化により積層品質向上に貢献する。造形物の横サイズ200500ミリタイプを合わせ4機種が揃った。

2021625日号掲載