創立50周年
THK(寺町彰博社長)は、スタートアップ企業向けの技術支援サービス「EntSherpa(アントシェルパ)」を2021 年4 月12 日よりスタートした
「アントシェルパ」は、「起業家」を意味するアントレプレナーとヒマラヤ登山のガイドとして知られるシェルパを掛け合わせた造語。「理想という高い山に挑むスタートアップ企業の道先案内人として、THKがアイデアの具現方法でお悩みの起業家に、最短ルートでモノづくりを実現するためのサポートを提供する」(同社)
「アントシェルパ」では、専門チームによるWEB問い合わせへの即時対応、対面やオンラインによる技術相談、製品選定のアドバイス、製品の無償サンプル提供などのサービスを提供する。「すでに複数の企業様にサービスをご活用いただいており、アイデアの具現化の過程を経て、製品化・量産化に向けた開発支援を進めている」(同社)。同サービスは日本国内からスタートするが、いずれは全世界のスタートアップ企業の支援へと順次発展させていく構えだ。
「今年4月10日に創立50周年を迎えた当社において、創立期を象徴する『技術者の駆け込み寺』の精神を令和の時代に即して体現したものがアントシェルパ。当社が半世紀のいて培ってきた技術・事業運営の専門知識とノウハウを活かし、共にイノベーションを起こすお手伝いをしたい」(同社)。
(2021年5月15日号掲載)