4年ぶり、都内ホテルで
THKは3月18日、第53期定時株主総会に併催するかたちで自社展を都内のホテルで開催した。コロナ禍前は毎年、株主だけでなく自社の新入社員や関連企業も招き大規模に開いてきたが、4年ぶりとなる今回は株主に限定し約200人が訪れた。
主力のLMガイドやボールねじ、アンギュラリングのほか双腕ロボット、ロボット系ユニット、製造業向けIoTサービス「OMNIedge」、免振装置など同社の製品ラインナップや関連企業の製品をほぼ網羅するかたちで実演した。また電動サーボ射出成形機(東洋機械金属)、ワイヤ放電加工機(ファナック)、両面研削盤(浜井産業)などTHK製品ユーザー8社から借りた装置も展示し、装置のどこに何が使われどんな効果を発揮しているのかも紹介した。この展示会について寺町彰博社長は「コロナ禍が拡大しないかぎり当社の製品と取組みを広く知っていただけるよう来年以降も続けたい」と言う。
(2023年4月10日号掲載)