ジェイテクト、CNC円筒研削盤「e300Gi」
- 投稿日時
- 2020/11/24 15:27
- 更新日時
- 2024/08/19 13:20
3つのツーリング仕様
ジェイテクトは小型シャフト部品の量産加工向けCNC円筒研削盤「e300Gi」を7月8日に発売した。センタ間距離320ミリまでの小型シャフトに特化し、ユーザーの生産形態にあったツーリングパッケージと自動化システムを用意し、選びやすさを追求した。
CAE解析技術を活用した高剛性、低振動、低熱変位のベットはクーラント熱が伝わるのを防ぎ、寸法変化を30%減少。CBN砥石を採用し、砥石修正待ち時間と砥石交換頻度を減らす。(A)センタ穴基準で加工する場合(B)工作物径基準で加工する場合(C)駆動金具を用いない場合の3パターンのツーリングパッケージを用意した。
操作盤にはTOYO PUC-Touchを採用して操作性を向上。25%拡大した画面で情報を一括表示し、画面切替が不要という。設備状態を可視化し、異常復帰時間を短縮する。研削直径は0~60ミリ(A、Bパッケージ)、0~80ミリ(Cパッケージ)。シリーズで年間30台の販売目標。
(2020年7月25日号掲載)