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ABB、ねじ締めに向くスカラロボット

 ABBロボティクスは高可搬質量と広いワークエリアの高速作業向けの産業用スカラロボット「IRB 930」(可搬質量12?`、22?`)を追加した。エレクトロニクス、自動車、再生可能エネルギー生産などの分野での利用を想定する。
 押付け圧を2倍に高めた(最大押付け圧250N)ことでバッテリーセル、ディスプレーパネル、太陽電池モジュールなどの部品を扱う際に必要となる、ねじ締めや組み立て作業など力を必要とする作業に最適という。同社プレジデントのマーク・セグーラ氏は「世界のスカラ市場は、年平均成長率14.4%で、2027年までに1554千万?jに成長すると予測されており、IRB 930ABBの成長にとって有利な位置を占めることになる」と自信を見せる。同社のスカラロボットは3~22?`可搬のラインナップになった。

20231225日号掲載)