ABB、ねじ締めに向くスカラロボット
- 投稿日時
- 2023/12/27 09:00
- 更新日時
- 2023/12/27 09:00
ABBロボティクスは高可搬質量と広いワークエリアの高速作業向けの産業用スカラロボット「IRB 930」(可搬質量12?`、22?`)を追加した。エレクトロニクス、自動車、再生可能エネルギー生産などの分野での利用を想定する。
押付け圧を2倍に高めた(最大押付け圧250N)ことでバッテリーセル、ディスプレーパネル、太陽電池モジュールなどの部品を扱う際に必要となる、ねじ締めや組み立て作業など力を必要とする作業に最適という。同社プレジデントのマーク・セグーラ氏は「世界のスカラ市場は、年平均成長率14.4%で、2027年までに155億4千万?jに成長すると予測されており、IRB 930はABBの成長にとって有利な位置を占めることになる」と自信を見せる。同社のスカラロボットは3~22?`可搬のラインナップになった。
(2023年12月25日号掲載)