三協立山、5拠点に「足甲プロテクター」導入
- 投稿日時
- 2022/02/28 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:19
三協立山は、健康経営宣言の一環として、生産部門従事者の安全性向上を目的に、ミズノが開発した「足甲プロテクター」を導入する。福岡西工場などの5拠点で250セット導入する予定。足甲プロテクターを導入する企業は、三協立山が初めてという。
足甲プロテクターはミズノの強みであるスポーツ用防具の開発技術をもとに生まれた新製品。安全靴や作業靴(先芯入りシューズ)などでは保護されない足甲部分を落下物や台車の巻き込みからカバーする。
昨年6月、三協立山の生産部門従事者14人が実際に装着し、使いやすさと動きやすさなどを検証する開発モニターに協力した。検証の結果から、表面積の拡大と軽量性のある樹脂製素材の採用につながり、従来使用品に比べて、安全性の向上と足へかかる負担を軽減した。三協立山は「これからも健康経営宣言のもと、安全で健全な働きやすい職場づくりを推進する」とコメントしている。
(2022年2月25日号掲載)