岩崎電気は10月29日、各種UV（紫外線）ランプ、UV-LEDの照射実験が行える施設「EYE-UV Labo」（埼玉県行田市）をリニューアルしたと発表した。同施設は昨年8月の開所以来、新素材や加工方法の開発研究、製造効率の向上、LEDへの切り替えなどを検討している顧客に対し、UV領域の波長による光化学反応を活用し、照射テストや仕様決め、新規用途検討、困りごとコンサルティングなどを提供してきた。
　この度、スペースを2部屋に拡張。「SCAN LED照射装置」など試験装置3台を新たに導入し、混合照射も含めたより多様で数多くの実験に対応できるようにした。Labo1では主にUVランプを使用し、搬送コンベヤや各種高原照射装置を組み合わせた照射実験を実施。Labo2では主にUV-LEDを使用した様々な実験に対応する。
　本施設に関する問い合わせは岩崎電気アイグラフィックス社（TEL03-3625-6441）まで。

（2024年11月10日）