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eve autonomy、静岡県知事が屋外対応無人搬送ソリューションを視察

投稿日時
2024/11/27 09:21
更新日時
2024/11/27 09:24
静岡県・鈴木康友知事(右)と同社・社長取締役CEOの星野亮介氏

 ヤマハ発動機などが出資するeve autonomyの本社(静岡県磐田市)を1118日、静岡県の鈴木康友知事が訪れた。同本社はショールーム機能を持ち、同日、鈴木知事は同社が手掛ける屋外対応型の無人搬送システム「eve auto」のデモンストレーションなどを視察した。
 静岡県では毎年、知事が県内各地を訪問・視察し、各地の取り組みや声を県政運営に生かすことを目的とした「移動知事室」を行っており、今回は「社会課題の解決への取り組みを行っているスタートアップ企業」として同社を視察した。
 eve autoはヤマハ発動機が手掛けるゴルフカートをベースとしたEVと一般公道でも活用されている自動運転技術を組み合わせることで、雨天や夜間でも工場などの指定域内の屋内外環境を自動運転レベル4で無人走行する搬送システム。既に製造業や物流業、石油化学プラントなどで導入が進んでいる。ショールームでは、同システムの一連機能を体感できるデモ走行だけでなく、実機操作や検証なども行える。
 鈴木知事は「更なる量産が進むとコストダウンなどに繋がるか」「牽引している台車などもサービスの要になる」といった質問や意見が投げかけ、同社・社長取締役CEOの星野亮介氏は「テクノロジーによる社会課題への解決策などを静岡県政に生かしていただくと同時に、静岡県で活躍するモノづくりの企業間連携も活性化していけるよう今後も邁進していく」と答えた。

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無人搬送システム「eve auto」のデモンストレーション

(2024年12月10日)