ASML、25年売上327億ユーロ
- 投稿日時
- 2026/02/13 09:00
- 更新日時
- 2026/02/13 09:00
AI投資で第4四半期大幅伸長
蘭・ASMLは1月28日、2025年10~12月期(第4四半期)と通期決算を発表した。第4四半期の受注額は132億ユーロ(約2兆4000億円)と市場予測(63億2000万ユーロ)を大幅に上回った。通期で見ても売上高327億ユーロ(前期比16%増)、粗利益率52.8%と好調だった。クリストフ・フーケCEOは「顧客はAI需要の持続可能性に対しより強固な期待を抱いており、中期的な市況を著しく前向きに評価している」と説明した。
同社は2026年通期の売上高見通しを340億~390億ユーロへと上方修正し、2030年の長期ガイダンス(売上高440~600億ユーロ、粗利益率56~60%)を据え置いた。
足元では新規装置の導入に加え、既存装置の改造・アップグレード需要が極めて強く、新工場の立ち上げまでをつなぐ「最速で生産能力を得る手段」として更新投資が選好されているとの見方を示した。また、露光装置以外の計測・検査領域の事業も昨年は約30%成長し、今月本格参入が発表されたアドバンスド・パッケージング分野では3D積層向けの配線製品「TWINSCAN XT:260」を前四半期に初めて出荷したと報告。ロジャー・ダッセンCFOは3D積層技術市場への進出を「もう一つの大きな節目」とした。
(日本物流新聞2026年2月10日号掲載)