低価格・短時間・簡単に結果が分かる
フクハラ(横浜市瀬谷区)は9月1日、圧縮空気中に混入する水蒸気量を検知する水蒸気検知器「WVD1?02」を発売した。1月から販売しているオイルミスト検知器にシリーズとして加えた形だ。
オイルミスト検知器と同様に圧縮空気中の水蒸気量を簡単、短時間、低価格で測定できるのが特長。圧縮空気が流れるフィルター類の出口に接続することで、スプレーガンやエアドライバーでのドレン発生を予測することができる。オイルミスト検知器はオイルミストの検知に40分ほどの時間を要するが、水蒸気検知器は圧縮空気を18秒間流すだけで測定できる。反応数値が「2000ppm」以上であればドレンが発生する可能性が高い。また、カプラソケットを装備しているホースにはワンタッチで接続できるため、瞬時に水蒸気量を計測可能。
同社の担当者によれば「簡便なことからオイルミスト検知器は好調な滑り出しです。本検知器でドレン発生やオイル排出が確認されたら、『膜式エアドライヤー MDシリーズ』や『オイル・バスター』の導入をおすすめしています」とのこと。価格(税抜)は検知器本体と検知管3本、検知管のセットで1万5千円。
(2022年9月10日号掲載)