1. トップページ
  2. ニュース
  3. ワルタージャパン、倣い仕上げカッターレパートリー拡張

ワルタージャパン、倣い仕上げカッターレパートリー拡張

投稿日時
2023/08/30 09:00
更新日時
2024/08/19 13:17

内部クーラント仕様で高い表面品質

 ワルタージャパンはこのほど、「Xtra・tec XT」シリーズの倣い仕上げカッター「M5460」のレパートリーを拡張した。
 M5460(工具径範囲φ8?32)は、エアブローやミストクーラント、またはエマルションが使用できる内部クーラント供給仕様で、幅広い被削材や用途に対応。切りくず排出性を大幅に改善し、高い表面品質およびプロセス信頼性を達成する。
 仕上げから中仕上げ加工、ハードマシニングの各用途で、鉄系やステンレス系、鋳鉄系、難削材や高硬度材のブリスクなどの複雑三次元形状や深いキャビティの加工に向く。
 カッターボディは鋼や超硬の円筒シャンク、ウェルドンシャンクやねじ込み式ヘッドをラインナップ。ボディやチップに幅広いレパートリーを揃えており、一般部品加工や金型、航空宇宙およびエネルギー産業などさまざまな分野で汎用的に使える。特に金型加工では、先端交換式のストレートモジュラーインターフェース仕様工具により、既存アダプターをそのまま用いる「Plug&Play」方式でカンタンに新製品を取り入れられる。
 「最新材種により高速加工にも対応し、表面品質の改善でリワークを削減できる」(同社)と利点を語った。

2023825日号掲載)