コードレス、永久磁石採用
育良精機(曽根栄二社長)は充電式磁気ボーラー「コードレスライトボーラー」(ISK-LB30Li)を発売した。コードレスタイプのため、電源不要で様々な現場に対応する。
バッテリーの持ちを良くするため、吸着には電力を使わない永久磁石を採用した。穴あけ作業中にバッテリーが切れても磁力が働いているため、穴位置を決めたまま安全にバッテリー交換を行える。また、縦使いや逆さ使い時の落下リスクも低減する。
「作業者の安全を最優先に考えた」(同社)と言い、磁石をオンにしないとモータースイッチを押せない構造を採用した。誤作動を防止するほか、モーターが回転中に磁石がオフになるとモーターの回転も停止する。
超高輝度LEDを搭載。穴あけ位置のポンチ・刃先・センターピンを照光し、作業性の向上に寄与する。
超小型設計のギヤヘッドにより壁際23?_メートルの位置から穴あけが可能だ。満充電時の穴あけ回数の目安は、φ18×板厚16?_で25穴、φ18×板厚6?_で70穴。
(2021年4月10日号掲載)