明和工業、公園の休憩所で太陽光発電「滞在できるエネルギー拠点」へ
- 投稿日時
- 2026/03/31 09:00
- 更新日時
- 2026/03/31 09:00
スマホ充電や電動モビリティ、災害時の緊急電源にも
水管橋や水道インフラ工事の仮設資材レンタルを手掛ける明和工業(新潟市西蒲区)は、公園などの休憩スペースの屋根部分に太陽光パネルを設置し、発電した電気を蓄電して使える「ソラテラス」「ソラレスト」を開発。3月11日に販売を始めた。普段は休憩所とスマートフォンの充電スポットや電動モビリティなどの給電施設を兼ね、災害時には地域の電源の確保用途で使える。公園のほか観光地やキャンプ場、河川敷、スポーツ施設などさまざまな屋外空間での活用を見込む。
同社によれば日本の都市公園は約11万カ所(約12万ヘクタール)におよぶ。ただ多くの屋外空間では常設の電源設備が整備されておらず、スマートフォンの充電や電動モビリティの充電など、利便性向上や地域活性化につながる価値創出が難しかった。
ソラテラスは方形屋根に太陽光パネルを設置するタイプで、景観を壊さず最大出力360W(満充電でスマートフォン約120台分の充電が可能)の発電が可能。片流れ仕様のソラレストは両面タイプの太陽光パネルが屋根を兼ねるような形で、最大出力3300W(満充電でスマートフォン約400台分の充電が可能)の発電ができる。
明和工業は「災害現場で仮設配管を供給する中で“水より先に電気で困る現場”を幾度も見てきた。『設備としての休憩所』を超え、機能する公共インフラとしての屋外拠点を提案する」とする。

ソラテラス

ソラレスト
(2026年3月30日掲載)