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ワルタージャパン、自動盤向け小径工具をラインナップ

旋削、溝入れ加工用チップ「WT26」

小径シャフトやインプラント部品に

 ワルタージャパンはこのほど、約1000アイテムの新製品をラインナップに追加した。
 「自動盤向けのφ1~12の小径工具を製品ポートフォリオに加えた」(安藤達治マーケティングスペシャリスト)とし、旋削・溝入れ加工用チップ「WT26」とホルダー「W2011」では、旋削と溝入れともに多様なチップ形状を取り揃えた。鉄やステンレス、チタン合金など幅広い被削材に対応する。チップ側面に1度の傾きを設け、ワークやチャックの壁際でも干渉することなく溝入れが可能。大量ロットの自動車向けバルブ部品や小径シャフト、歯のインプラント部品などの医療分野を主なターゲットと見据える。
 また、ミーリングカッター「Xtratec XT」シリーズに、ヘリカルカッターをラインナップ。完全切れ刃仕様で、肩削り加工やポケット加工、ランピング加工に加えてフル溝加工にも対応する。カッター径のバリエーションは506380?_。防振性に優れ、ビビりの発生を抑える「G51」や、チタン合金の加工に適したウェーブカットブレーカー付きの「G55W」など全6種類のチップ形状を展開。高い切りくず排出量と、工具寿命の大幅な延長を両立させた。

2024710日号掲載)