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大同興業、パイプ自動溶接装置

サイズなど選択で自動溶接

 大同興業の新製品・パイプ自動溶接装置「SAXX-201」(=写真)はパイプサイズなどを選択するだけで溶接条件が可能とあって、人手不足やベテラン不足が深刻化する配管溶接現場から注目を集めている。
 医薬、サニタリー、半導体産業、発電プラント、飲料・食品工場などの配管溶接に適している。
 SATFX溶接ヘッドは各パイプサイズへ対応。水冷方式で高使用率密閉型溶接ヘッドはコンパクト設計で狭所・高所作業で威力を発揮する。
 担当者は「溶接条件を設定するのは機械との対話方式なので、どんな人でも同じ結果が得られる。素材を選択すると機械のほうに電流、溶接速度などすべて条件が整っている。オペレーターが設定するのはパイプ径と板厚だけだ」とした。

2024625日号掲載)