1. トップページ
  2. ニュース
  3. 「機械保険」で安心! 誤操作や突発事故に備えを

「機械保険」で安心! 誤操作や突発事故に備えを

投稿日時
2025/10/24 09:00
更新日時
2025/10/24 09:00
生成AI(ChatGPT)によるイメージ画像。

ヤマゼンクリエイト、知見活かしワンストップ対応

様々な機械設備が欠かせない現代のモノづくり。しかし大切な機械が突発事故や誤操作によって稼働不能に陥るケースは少なくない。そもそも機械は事故を起こす要因を数多く持つとも言える。工作機械の主軸衝突(干渉)により機械自体がほぼ全壊状態になることもあり、経営的にも看過できないリスクだ。

そんなリスクをヘッジしてくれるのが、損保会社が提供する「機械保険」。

しかしこの保険、知名度が低く「肌感ながら、工場長クラスでも認知度は3割程度じゃないか」(保険営業)の声も。パソコンでAIに聞いてみると「公的な統計は確認できませんが、一般的に企業が加入する『賠償責任保険』や『火災保険』に比べて、企業規模が小さいほど、また担当者が専門外の場合には認知度が低い可能性があります」とのこと。

――

そうしたなか、工作機械など生産財全般を取り扱う商社・山善の関連会社ヤマゼンクリエイト(本社・大阪市西区、保険・リース営業部)が、損害保険ジャパンなどの「機械保険」の拡販を今年度から本格化している。機械設備全般に関する親会社の知見を活かしワンストップで対応できることが強みだ。「単に保険契約者と保険会社をつなぐ代理店ではなく、スピーデイな対応で機械復旧ほか、お客様の事業再開にいちはやくつなげます」がモットー。機械保険の保険金は誤操作、過失、電気ショート、異物混入による機械的事故、落雷、他物の衝突・落下と多様な損害に対して支払われるが、機械知識に乏しい代理店営業が間に入って、聞き取りや判断に時間がかかることも多かったよう。

――

ヤマゼンクリエイトではまた、全国の機械系ディーラーと協業し、機械保険についての啓蒙的な活動も進めている。ディーラー経由で機械保険を広く顧客に知ってもらい、加入によって顧客リスクを抑え、一方でヤ社とディーラーはビジネス上のWIN-WINの関係につなげるというビジネスモデル。「熱心に取り組んで顧客の信頼とビジネスメリットを同時に高められるディーラーさんも増加傾向です」とヤ社では手応えを示している。

機械保険の中身の詳細は省くが、個別機械での加入ほか、事業場の機械を包括しての加入も可能。詳しくはヤマゼンクリエイトの保険・リース営業部(TEL06-6534-3218)まで。

(日本物流新聞20251010日号掲載)