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宮川工業、橋梁向け鋼材孔あけ機が好調

投稿日時
2026/01/26 08:00
更新日時
2026/01/26 13:05

「橋梁業界向けの鋼材の孔あけ機が実は今、忙しいんです」。そう語るのは宮川工業の取締役営業部長・藤井崇氏。足元の橋梁業界全体の景気は決して良いとは言えない。橋梁向けの鋼材総需要量は近年、節目の年間20万㌧を大きく割り込んでおり、2024年度は12.2万トン、今年度も厳しい状況となる見込みだ。なぜ同社は需要を集めているのか。

「偶然タイミングが重なった面はありますが、超硬ドリルを備えた大型の孔あけガントリー機の更新需要が続いています。この孔あけ機は我々がシェアを大きく握っており、日頃のお客様に寄り添った営業活動と、迅速な保守対応の積み重ねにより、更新の話もおおむね一番手で届く。大型の鋼材の孔あけ機は保有していないと案件が取れず、老朽化すれば更新が必要です。今まで切断機中心だったファブリケーターのサプライヤー(シャーリング業)が、孔あけ機を新規導入するケースもあります」

同社の孔あけ機は長手がおおむね10mを超えるような大板が対象。安全柵を含めると10m×40m相当の大型装置で、汎用機ではサイズや剛性が足りず専用機でしか対応できないという。藤井氏は「(この結果は)特定の業界に入り込んだからこそ」とする。

(日本物流新聞2026125日号掲載)