山善、大阪シティ信金と提携し製造業デジタル化
- 投稿日時
- 2025/12/18 09:00
- 更新日時
- 2025/12/18 09:00
山善は11月26日、大阪シティ信用金庫(大阪市中央区)の支援を受け、関西エリアの中小製造業2社に複合型SaaS(Service as a Software)プラットフォーム「ゲンバト」を導入し、現場のデジタル化・DXを実現したと発表した。ゲンバトの山善オリジナルサービスは図面・設備管理サービスなどを月々1万~2万円のサブスクリプション(定期課金)で利用できる。オリジナルサービスと提携業者が提供するパートナーサービスで構成する。
導入したのは金型設計製作のエーゼットーミュ精機(大阪府南河内郡)と産業機械装置製造のみと(同藤井寺市)。それぞれゲンバトの「図面管理」「日報管理」を利用する。
山善と大阪シティ信金は今年4月にパートナーシップ契約を締結。大阪シティ信金は地域密着型の金融機関として多くの製造業顧客を抱えており、そのネットワークの活用で今回の導入に至った。
(日本物流新聞2025年12月10日号掲載)