イノフィス、2万2千円のアシストスーツ
- 投稿日時
- 2024/10/31 18:00
- 更新日時
- 2024/10/31 18:00
初年度販売目標2万台
東京理科大学発のマッスルスーツを手掛けるイノフィスは10月21日、シリーズで最も販売価格が安い「マッスルスーツ Soft-Power EASY-LIFT」とフルハーネス安全帯に取り付け可能な高所作業向け「マッスルスーツ HARNESS PLUS」を公式サイトなどで販売を始めた。
Soft-Power EASY-LIFTは、価格(税込)2万2千円と同社最安値モデル。農業や土木業など導入コストが懸念となっていた小規模事業者や個人の利用を加速させたい狙い。補助力は、既存モデルSoft-Powerと同等の腰負担33%軽減。本体重量も310㌘と軽量で動きやすいのが特徴。
同社の乙川直隆社長は「当社の製品はハイエンドなモデルが多く、ボリュームゾーンに刺さる製品が提供できていなかった。EASY-LIFTの登場で3千万人と推定する全ターゲットをカバーできる」とし、「初年度2万台のセールスを目指す」と力を込めた。
HARNESS PLUSはフルハーネス安全帯に取り付けて使用する高所作業向けアシストスーツ。フルハーネスの国内シェアトップの藤井電工と共同で開発。安全落下試験などを行い同社製「ツヨロンフルハーネスX型」に適合する。
(日本物流新聞2024年10月25日号掲載)