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山善、新ロジス大阪にAMR導入

新ロジス大阪

台車搬送作業を自動化

 山善は今年11月に稼働する西日本の戦略物流拠点「新ロジス大阪」(東大阪市、延床面積17029平方㍍)にLexxPluss(神奈川県川崎市)の自動搬送ロボット「Lexx500」(最大積載300㌔グラム、最高時速7.2㌔メートル)を導入する。これを使い今年11月から来年1月までの3カ月間、搬送時間と荷役作業員の労力削減を目的とした実証実験を行う。この事業は経済産業省が実施する2023年度補正予算の「物流効率化先進的実証等事業費補助金」(荷主企業における物流効率化に向けた先進的な実証事業)の対象として選ばれた。同社は1月から本格稼働を予定している。
 新ロジス大阪ではLexx500AMR(自律走行搬送ロボット)として活用し、商品を積載した6輪台車の地点間搬送作業などを自動化して、商品の搬送時間と労力の大幅な削減を目指す。山善は「トラックドライバーの荷待ち時間の短縮に繋げ、2024年問題にも対応していく」としている。

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導入する「Lexx500」の使用イメージ

2024825日号掲載)