1. トップページ
  2. ニュース
  3. ノーリツ、中計最終年度の目標完遂に向け基盤固め

ノーリツ、中計最終年度の目標完遂に向け基盤固め

投稿日時
2026/04/16 09:00
更新日時
2026/04/16 09:00
「自然冷媒ハイブリッド給湯器や高級ビルトインコンロなど新製品拡販が業績を下支えした」と語った竹中昌之社長

環境・付加価値戦略を加速

ノーリツは2月中旬、帝国ホテル大阪(大阪市)で2026年経営方針発表会を開催し、同社製品の関西の販売店など4283人が参加した。竹中昌之社長は中計「Vプラン26」の最終年度として「売上高2100億円(国内1400億円、海外700億円)、営業利益45億円(国内22億円、海外23億円)を目指す」と目標を掲げた。

竹中社長は25年を振り返り、「国内事業は、環境配慮型商品や付加価値商品の販売拡大と生産性向上により増収増益、営業利益は前年比15倍強に伸長。昨年発売した自然冷媒ハイブリッド給湯機『HPHB R290』やビルトインコンロ高級タイプ『PROGRE』などの環境性能と付加価値を両立製品が収益を押し上げた」と語った。海外市場では東南アジアでノーリツブランドの浄水器を初投入、新エリアの市場開拓を行うとともに、北米では業務用ヒートポンプ給湯機強化を進めるなど、すべてのエリアで増益。

モノ売りからコト売りへの転換も加速させる。今後の30年に向けては高効率給湯器やヒートポンプ分野への集中投資、自動化・DX化によるスマート生産などに力を入れる。また全国約190拠点、約1200人体制のサービス網と情報のデジタル一元化とともにAIによる故障予測で「即日修理完了」のダウンタイムゼロを目指す。障がい者就労支援と循環型社会に貢献する「給湯器リサイクル事業」やお風呂文化の価値を発信する「おふろ部」など社会的価値向上にも取り組む方針を示した。



(日本物流新聞2026410日号掲載)