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台湾貿易センター、日本企業向け調達相談会

投稿日時
2026/01/22 09:00
更新日時
2026/01/22 09:00
多数の来客が訪れた(大阪会場)

博多、大阪、東京で開催

台湾貿易センター(TAITRA)は11月中旬、精密加工部品、ハイエンド金属製品、ハンドツール調達商談会を福岡、大阪、東京で開催した。

例年、多数の台湾企業が参加を希望しているが、「会場のキャパの制限もあり、100社を上限としていますが、制限が無ければ出展は100社以上になったでしょう」(主催の台湾貿易センター)という。

博多会場ではTSMCの熊本進出もあり、精密部品加工に対する顕著なニーズが見られ、台南市に本拠を構えるブリクセン社は「当社は半導体製造装置や精密機器、医療機器、ハイテク産業向けに精密板金加工から組立てまでワンストップで対応可能。今回の商談会でも前向きな引き合いがあった」と話す。

大阪会場では精密加工部品メーカーや締結部品メーカーに熱い視線が注がれた。なかには日台の歯研ラック(歯車の一種)メーカー同士で相互に受発注して追加工を行うなどの加工例もあり、得意分野を掛け合わせて事業のスケール拡大をアピールしていた。また、高品質なネジやボルトを科学的なエビデンスを元に出展、他国製のものとの違いをアピールするメーカーもあった。

東京会場で存在感を見せたのは数多く参加していた作業工具メーカー。日系大手のサプライヤーも務めるメーカーは「当社のものづくりを見た日本のメーカーから『ウチ以上にいいものを作っている』とお褒めの言葉を頂いた。以来、日系メーカーとの取引が徐々に拡大している」と相好を崩す。

ちなみに3分の2ほどの会社が継続して参加しており「新規獲得を狙うことが主流だが、既存の日本の顧客企業と対面で商談する場として利用する企業も多い」(台湾貿易センター)という。



(日本物流新聞2026110日号掲載)