ヤマハ発動機、浜松事業所を増改築
- 投稿日時
- 2022/03/11 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:22
増改築する浜松ロボティクス事業所
ヤマハ発動機は産業用ロボットや表面実装機の開発・製造・販売を担う浜松ロボティクス事業所(静岡県浜松市、2016年竣工、従業員約1800人)を増改築する。生産能力拡大が目的で、2023年1月に着工し、24年6月にすべての工事を終える予定。
増改築により事業所建屋の延床面積は現在の1.6倍の約8万2000?uとなり、生産面積は1.8倍に増加する。
同社のロボティクス事業の売上は全体の1割に満たないものの、成長率は最も高い。2021年12月期は前期比44.9%増の1203億円だった(全社の連結売上高は前期比23.2%増の1兆8125億円)。「2021年上期は特にアジア(中国・台湾・韓国含む)で新型コロナウイルス感染症の影響が収まったことで設備投資が活発化した。下期からは国内および欧米の販売が好調に推移した」としている。
(2022年2月25日号掲載)