対話式でかんたん操作実現
新日本工機は門型MC「RB-M?V」から標準搭載となった「デュアルディスプレイ」に新機能として「かんたん操作・かんたんプログラム」機能を追加した。
「現場の使いやすさ」にこだわったデュアルディスプレイは通常のメインディスプレイ(NC画面)にPC画面のタッチパネル式サブディスプレイを配置。操作性と視認性を向上させた。メインディスプレイにはプログラムや座標位置等を表示し、サブディスプレイには機械の稼働状況、状態監視、取扱説明書、加工サポート情報が表示される。
かんたん操作は機械の基本的な動作をデュアルディスプレイのあらかじめ準備されたメニューの中からタッチパネルで選択し、次のアクションを入力するだけで簡単に操作できる。GコードやMコードの入力も不要だ。
かんたんプログラムは同社独自の自動プログラミングソフト「S・APT-P2 FIVE」が搭載されており、加工プログラムを対話式で作成出来る。「対話で必要な加工内容、条件を入力するだけで最適なプログラムと加工条件が出力されるので、誰でも簡単にプログラムが作成できる」(同社)。
なお同社では機械操作のイロハとなる基礎NCトレーニングを実施。通常1名5万円の講習を6月末までの期間限定で1名3万円(3人以上の申し込みに限る)で提供する。
「プログラミングから手動操作、工具長測定など計5日間に渡ってトレーニングを実施する。内容はユーザーニーズに合わせたオーダーメイドの講習も可能。訪問だけではなく、WEBでの実施にも応じる」(同社)。
(2023年5月25日号掲載)