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三菱電機が未来オフィス、非接触で「集中度」「眠気」把握

投稿日時
2025/10/30 09:00
更新日時
2025/10/30 09:00
展示したオフィス空間で3人の体の状態を同時にセンシングする。

三菱電機はAIやIoTを使い、働く人の状態に応じた快適なオフィス空間づくりができることを10月17日まで千葉市の幕張メッセで開かれた先端技術展「CEATEC2025」で紹介した。来場者がブースに設置した椅子に座ると、同社のセンサーが非接触で「集中度」や「眠気度」をセンシングする。そのデータを基にAIが空調や照明を適度に調節する。眠気をすっきりさせたい人がいると判断すれば自律搬送ロボットがコーヒーなどを届けに行く。

照明にはリアルな「青」を再現する青空照明「misola(みそら)」を用意した。昼、朝夕、夜の雰囲気を出すことができ、「時の流れを演出する。会議、休憩など用途に合わせてシーン変更できる」と言う。展示したラインタイプ(60×30㌢)はオプション追加で40形蛍光ランプ器具のリニューアルに対応。スクエアタイプ(60㌢角)も用意する。

(日本物流新聞2025年10月25日号掲載)