岩崎電気、水銀フリーの新UV-LED装置開発
- 投稿日時
- 2025/10/20 09:00
- 更新日時
- 2025/10/20 09:00
 
環境負荷低減と生産性向上に貢献
岩崎電気はこのほど、水銀を使用しない高出力UV-LED装置「UV-LED CURE SYSTEM」を開発したと発表した。従来の低圧水銀ランプに代わる環境配慮型の光源として、印刷、塗装、殺菌など多様な用途に対応する。
本製品は独自の光学設計と放熱技術により、安定した高出力照射を実現し、作業効率の向上とCO₂排出量の削減に寄与する。さらに、電子線(EB)技術との併用により、硬化剤や溶剤を使わずに高性能な加工が可能となる。UV-LEDとEBの両技術は、脱炭素社会の実現に向けた産業支援の柱と位置づけられており、同社は今後も持続可能な製造環境の構築に貢献していく方針である。
10月7日から東京ビッグサイトで行われる「JAPAN PACK 2025 日本包装産業展」で展示し、2026年4月に発売を予定する。
(日本物流新聞2025年10月10日号掲載)
 
           
           
					 
         
 
 
 
         
        



