芝浦機械とマクニカ、AIで熟練技能 補完へ
- 投稿日時
- 2022/07/15 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
芝浦機械とAI・IoTサービスを提供するマクニカ(神奈川県横浜市)は6月20日、産業機械の高度化を目指し熟練技能の継承をAIで実現すると発表した。
製造業で熟練技能者の減少、高齢化が進み、日本の工作機械メーカーは自社製品に高度なセンシング機能やAIなどの先端技術を搭載することで、熟練技能を補うことが課題となっている。両社は芝浦機械の門形マシニングセンタMPFシリーズにおいて加工状態(チッピング、びびりなど)を判断し最適制御につなげる機能をAIで実現しようと検討を重ねてきた。マクニカのAI専門家組織AI Research & Innovation Hub(ARIH)が提供するAI社会実装サービス「Re:Alize」を活用し、AI実装を支援する。
(2022年7月10日号掲載)