運搬車両協会が懇親会
- 投稿日時
- 2023/07/12 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:19
物流に対する寛容さが重要
(一社)日本運搬車両機器協会は6月28日、会員企業に向けた定時総会および懇親会を都内で開いた。懇親会で吉田晴一会長(ハンマーキャスター代表取締役)は物流の2024年問題について「官民で様々な取り組みがなされているがすぐに上手くいくかはわからない」との認識を示した。
「2、3年は物流に対する寛容、荷物が1日、2日遅れて届いても仕方ないと思える寛容な心がないとこの問題は乗り切れないのではないかという気がしている。一方でこの2、3年を乗り越えれば、スムーズに回っていくようになるのではないか」(吉田会長)
来賓の挨拶をした経済産業省製造産業局自動車課の大森洋平課長補佐は「足元の日本経済は投資意欲の高まりや力強い賃上げなど、前向きな変化の兆しが表れている。日本が新しい経済構造に変革していくチャンスとなっている」とし、「昨年度に引き続き、サプライチェーンの強靭化、長納期対応、取引適正化の取り組みを進めていく」と話した。
(2023年7月10日号掲載)