新開発の超硬合金インサート材種発売
三菱マテリアル 加工事業カンパニー(東京都墨田区横網1-6-1、TEL.03-5819-8770)は、アルミニウム合金加工用カッタ「AXDシリーズ」の超々ジュラルミン、アルミ・リチウム合金高速加工用超硬合金インサート材種「MT2010」10アイテム(=写真)を発売した。
同シリーズは、2本のねじでインサートを工具本体に強固に固定することにより、高速高能率加工が可能。独自のねじれ刃の採用や高度なインサート研摩技術により高精度な加工を実現した多機能用カッタだ。
今回同社は、新たに超々ジュラルミン、アルミ・リチウム合金高速加工用に超硬材種「MT1020」インサートを開発。「切削速度5000m/minの超高速加工に適する優れた耐摩耗性と靭性を兼ね備えるハイグレード超硬合金材種」(同社)という。代表型番の価格は税抜2200~2万6000円。
(2021年1月25日号掲載)