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日本EMC事務所開所、越製高出力レーザー加工機の代理店に

投稿日時
2025/10/01 09:00
更新日時
2025/10/01 09:00
握手を交わす日本EMCの菊田社長(左)とEMCテクノロジー投資のホー・シー・フン社長

日本EMCの事務所開所記念会が92日、兵庫県の芦屋ベイコート倶楽部で開催された。EMC2011年にベトナムで設立された、CNCファイバーレーザー加工機やプラズマ加工機のパイオニア企業。日本EMCは、EMCレーザー加工機シリーズの日本国内での販売とサポートを代理店として行う。

薄物から製缶・鉄骨まで幅広く手掛ける板金業キクタ(兵庫県尼崎市)がEMC製加工機を導入。その性能に魅せられた同社の菊田一郎会長が、83歳にして日本EMCを立ち上げた。

開所記念会で、日本EMCの菊田一郎社長は「これまで日本製やドイツ製のレーザー加工機を導入してきたが、ベトナムでの視察でその技術力に感銘を受け、ファイバーチューブレーザーCNC切断機を導入した。このご縁で、EMCテクノロジー投資の代理店となった」と挨拶。また、11月には最大出力30kWのファイバーシングルテーブルCNC切断機の導入も予定しているとのことである。

EMCテクノロジー投資のホー・シー・フン社長は、「ベトナムEMCは設立から14年にわたり、ベトナム市場で信頼される企業として発展してきた。ロシアやインドなどにも輸出しており、日本市場は特に有望だと考えている」と述べた。

日本EMCの第一号受注として、タンク製造などを手掛ける兵庫県洲本市のキドへの納入が予定されている。

(日本物流新聞2025925日号掲載)