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ワルタージャパン、航空宇宙産業向けチタン加工用エンドミル新製品

 ワルタージャパンは、チタン合金加工用7枚刃超硬エンドミル「Supreme MD177」および「Supreme MD173」の販売を開始した。航空宇宙産業向けに開発された両エンドミルは、チタン合金に加えて鉄系およびステンレス系ワークにも優れた性能を発揮する。
 「一般的な超硬エンドミルとは異なった不等ピッチ7枚刃の採用でビビりを最小化し、高い生産性とスムースな加工を可能にした」(同社)。
 ダイナミックミーリング用途として専用開発されたSupreme MD173は、ロング切れ刃による高能率加工で、加工時間の短縮及び工具寿命の延長を実現。また、ニック付き切れ刃は切りくず処理に優れており、無人加工用途に適した仕様となっている。
 仕上げ加工用エンドミルSupreme MD177は、ロング切れ刃による仕上げ加工が加工パス間の段差を解消し、スムースな壁面加工が可能。両エンドミルの組み合わせにより、チタン合金および鉄系、ステンレス系ワークにおいて高品質の加工面を実現する。

(2022年6月25日号掲載)