軟鋼、SUS対応の新型ヘッドも
住友電気工業(兵庫県伊丹市昆陽北1-1-1、TEL.072-772-4531)は、今年4月にヘッド交換式ドリル「SEC-マルチドリルSMD型」のホルダを拡充する。φ12~30.8mmの計148型番をラインナップ。さらに、軟鋼やステンレス鋼に対応したヘッドMSL型も同時に投入する。
マルチドリルSMD型は、フランジ付のホルダ設計で加工時の振動を抑制。シンニング形状の最適化により喰い付き性を向上させたことで、良好な穴精度を可能にした。切れ味重視の直線刃型が切りくずの伸びや潰れを抑えるのもポイント。「さらにねじれ溝ホルダにより切りくずの排出性を向上させた」という。サイドロック対応の平取り付き、コレット、ミリングチャック対応の丸シャンクなど、様々な保持具に対応する。