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eve autonomy、JR東海・新拠点に車両展示

投稿日時
2024/05/08 18:00
更新日時
2024/05/08 18:00
星野亮介CEO(右)と一般参加者

一般普及にも尽力

 屋外対応型の自動搬送システム「eve auto」を手掛けるeve autonomyは、325日に行われた東海旅客鉄道(JR東海)のイノベーション創出拠点「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」(神奈川県相模原市)の開所式に参加し、eve autoの車両を展示した。
 ファンタステックラボはJR東海が整備・運営する施設で、神奈川県相模原市との連携協力協定に基づき最先端技術の知見を持つ有識者や団体、市民がともにワクワクするイノベーションの創出を促進するための拠点。同日行われた一般開放では子供が多く参加し、無人システムであるeve autoに乗り込みハンドルを握りしめる様子が見られた。
 同社の担当者は出展に際し「同拠点に入居するヤマハ発動機とティアフォーが協力して生み出した代表作として声がかかったことを誇りに思う」と述べるとともに、「(普段eve autoは)市民の生活を支える裏方として稼働しているが、いつか子供たちに『無人で働くクルマ』という新たなジャンルとして認識されるよう普及活動に尽力していく」と話した。

2024425日号掲載)