1. トップページ
  2. ニュース
  3. 東洋ケース、転写シール

東洋ケース、転写シール

投稿日時
2022/02/08 15:44
更新日時
2024/08/19 13:20

立体的から蒔絵調まで常温で

 お客様の多種多様な要望ひとつひとつ丁寧に応じることで、他にはない独自の印刷技術を用いて製品化してきた東洋ケース。立体的なメタリックから蒔絵調まで、様々なシーンに合わせた転写シールをOEM製造することが可能という。
 水転写や熱転写など様々な転写技術がある中で、同社の製品は独自の転写技術によって、常温で糊とインクを離型紙から剥離することができるため、道具などを一切使わずにシールを圧着可能。絵柄のみを被着体に転写するため、ダイレクトに印刷したような仕上がりとなる。
 これまでの技術の備蓄により、被着体や用途に合わせたインクや糊を用意できるのも特徴だ。耐熱性や耐水性があるだけではなく、口に入っても問題のないインクを使用することもできる。また、被着体の素材や形状に合わせて粘着可能なため、産業用機器の名入れや装飾などとして、幅広く利用することができる。
 例えば、立体的なシールも通常であればインクを厚くすればするほどひび割れなどのリスクが高くなるが、同社のインクを厚く盛り上げる印刷技術にかかれば、高い耐久性を維持した転写シールの製造が実現可能だ。コップなどの曲面にも、インクの種類や刷り方を工夫することで、簡単に転写が可能なシールを製造することができる。最近だとボールのような球体や半径5?_ほどの細い棒にもシワやヒビなく転写可能なシールも用意している。
 試作や小ロット、中ロットから対応可能。

2022210日号掲載)