高剛性ながら最小設置面積
ナガセインテグレックスはモーターコアなどの大型金型の加工に向く超精密門形平面研削盤SGDシリーズに新たに「SGD?206」「同306」「同408」「同4010」の4機種を開発した。ラインナップの拡張とともに本体構造を改良。圧倒的な機械剛性をもちながらクラス最小の設置スペースを実現。さらに超精密ユニバーサルヘッドを新規開発、オプションでの取り付けが可能となった。JIMTOF2020 Onlineへの出展、11月30日からの同社内覧会での実機展示を予定している。
今回、ユーザーからの要望が特に大きかった「前後幅600ミリメートル」の小型タイプと「テーブル長さ4m」の大型タイプの仕様を追加。移動質量の軽量化によりテーブル運動時の走行ラインの変化が極めて少なく、1ミクロン/1?b以下の真直度の加工が可能。と同時に加工点の静剛性が従来機の1.2倍、動剛性は従来機の2倍に向上した。テーブル長さは2・3.4m、テーブル奥行きは600・800、1000?_から選択可能。
(2020年11月10日号掲載)