双日と大阪ガス、ベトナムで屋根置き太陽光発電
- 投稿日時
- 2021/11/12 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:19
新電力Looopと共同で
双日と大阪ガスの共同出資会社は10月21日、ベトナム南部ドンナイ省に新電力を手がけるLooopとの合弁会社「SOL Energy Company Limited」を設立した。SOL Energy社は今後、ベトナムにおいて産業・商業用途向けの屋根置き太陽光発電事業を行う。
双日によるとSOL Energy社は、双日が運営するドンナイ省のロンドウック工業団地で顧客の屋根に1万kWを超える太陽光発電設備を設置する予定という。これによるCO2の年間削減量は工業団地全体で約5800tを想定。発電した電力は長期間にわたり顧客に供給し、余剰電力は同工業団地の運営会社に供給することで、同工業団地における再生可能エネルギー電力の活用や脱炭素化に貢献する。 なお、同様の取り組みはロンドウック工業団地外にも拡大を予定しているという。
(2021年11月10日号掲載)