東日製作所は5月21日、Bluetooth搭載のデジタルトルクレンチ3シリーズ(CEM3-BTS、CEM3-BTD、CEM3-BTAシリーズ)を1シリーズ「CEM3--BTシリーズ」に統合して発売した。
単方向通信のBSTシリーズと双方向通信のBTDシリーズ、角度センサー搭載のBTAシリーズをBTシリーズに統合することで、機能ごとに別の機種を追加で購入する必要がなくなった。
3機種の機能は設定で切り替えられるため、既存のシステムも流用可能。統合後の価格も従来機種と同じ(〈税別〉18万9千円~)であり、新規導入コスト低減だけでなく、校正や修理などのランニングコスト低減が見込める。
この統合と同時にBluetooth製品のプロファイルのデュアルモード化(SPPとGATT)も行い、OSに依存せずiPadなどの機器にも使用可能としている。
(2024年6月10日号掲載)