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ササキコーポレーション、5秒で1箱処理可能な段ボール潰し機

 農業機械や環境システム機器などを手掛けるササキコーポレーションは、913日までの4日間開催された国際物流総合展で段ボール潰し機「DUNK HPD600」を出展した。
 物流倉庫などでは日々大量の空段ボール箱が発生するが、多くの現場が手作業で空段ボール箱を潰している。人手不足が深刻化する中、段ボールを潰す作業のためだけに人手を確保することが難しくなっていることから、「昨年市場投入して以降、導入数が徐々に増え現在では月10台ほどコンスタントに売れている。特にドラッグストアやアパレル向けの物流センターで採用いただくケースが多い」(同社担当者)という。
 最大幅600×高さ600㍉の段ボールに対応し、機械に段ボール箱を投入するだけで1箱約5秒で潰すことができる。手作業と比較すると1箱あたりの作業時間を約6分の1に短縮でき、カッターやハサミを使う必要がないため安全性も高い。潰れたときの厚みも約50㍉と従来機よりも減容効果を約3倍高めており、ホチキス付きの段ボールなどにも対応する。

2024925日号掲載)