自動車技術会、中高生向けデザインコンテスト
- 投稿日時
- 2022/04/13 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:19
大賞は中学生の「循環型モビリティ」
(公社)自動車技術会(寺師茂樹会長)は、第10回カーデザインコンテストの受賞者を決定、3月28日にオンラインで表彰式を行った。
同コンテストは、中高生の時期にカーデザインを通じてものづくりの魅力に触れることで、自動車産業の発展に寄与する人材の育成を目的として企画。第10回目の開催となった今回のコンテストは、2021年11月より「10年後の暮らしを楽しくする乗り物」をテーマに募集を行い、全国から432件(うち高校生264件、中学生168件)の応募が寄せられた。
選考は自動車・部品メーカー各社のデザイナーなど各分野から審査委員に迎え、厳正な審査を行った結果、カーデザイン大賞1点、カーデザイン賞2点、ダビンチ賞2点、審査員特別賞1点、佳作19点が選出された。
大賞に選ばれたのは神奈川県川崎市の矢野光佑さんによる「SOL@」。エネルギーの循環をコンセプトに、太陽光を活用して走行する未来のクルマをデザインした。なお、カーデザイン賞(中学生の部)は千葉県千葉市の鵜殿正基さんが、2年連続受賞の快挙となった。
(2022年4月10日号掲載)