コマツ産機と日鉄溶接工業は7月14日、コマツ製建築鉄骨溶接ロボット「RAL20」シリーズと日鉄溶接工業製の建築鉄骨・一般構造向けCO2用SXワイヤ「SX-26・SX-55」の組み合わせで、400N/ミリ?u~490N/?u級冷間成形角形鋼管と通しダイアフラムの溶接による建築鉄骨溶接ロボットの型式認証を取得したと発表した。コマツ産機によると、フラックス入りワイヤを適用した同認証は国内初だという。
これまで溶接ロボットでフラックス入りワイヤを使用する場合には、案件ごとに溶接部の性能確認を実施する必要があった。今回の認証取得によりRAL20シリーズは、認証対象の400~490N/?uの冷間成形角形鋼管へのSXワイヤ使用時の性能確認が不要に。施工案件におけるスムーズな使用が可能になる。
(2021年8月10日号掲載)