京セラドキュメントソリューションズが9月10日からの国際物流総合展（東京ビッグサイト）で、AGV（無人搬送車）を参考出展する。汎用テープによるルート設定に対応しており、製造現場の様々なニーズに柔軟に適応。リモート監視による予兆保全機能を搭載し、トラブルを未然に防ぐことで安定稼働と運用負担の軽減につなげる。

同社は複合機やプリンターなどのOA機器を主力とする。社内では30年以上にわたってAGVを活用しており、うち10年以上は自社開発のAGVで複合機やプリンターなどの生産を効率化してきた歴史がある。今回発表するAGVは参考出展ではあるものの、長年のそうした生産現場で培った豊富な開発・運用経験と情報機器の技術を結集したものだ。同社は「シンプルで使いやすい操作性が特長」とする。

（2025年9月10日掲載）