DICプラスチック、収納・携帯性抜群の折りたたみヘルメット
- 投稿日時
- 2023/08/09 13:45
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
イザという時にパッと展開
災害が起こった際に気をつけたいのが頭部の保護。特に避難時にはガラスや看板、屋根瓦などの落下物による怪我のリスクがグンと高まる。そうした「イザ」という時の備えとして有効なのが、DICプラスチックが開発した折りたたみ型ヘルメット「IZANO2」。一般的なヘルメットは携帯性や収納性に難があるが、本製品は折りたたみ時の厚みが63?_と業界最薄(2021年2月時点同社調べ)。書類ファイルなどと共に収納しておけ、鞄に入れて持ち歩くこともできる。
長年、産業用ヘルメットを手がけてきた同社は、東日本大震災を契機に「ヘルメットらしい外観」「現場でも使える保護性能」「誰でも簡単に使える」をコンセプトに初代「IZANO」を開発。2013年の発売以来、累計100万個を販売するという異例の大ヒット商品となった。2代目となる本製品は折りたたみ時の厚みを従来の82?_から23%薄くすると共に、厚生労働省の保護帽規格「飛来・落下物用」「墜落時保護用」の2つの国家検定を取得している。そのため、建設現場や高所作業などのプロの現場にも耐えうる保護性能を持つ。
通常の産業用ヘルメットと同様に内装部品の交換ができるため衛生性が保て、アジャスターバンド(47?62?a)は頭囲に合わせて子どもから大人までジャストサイズ装着を可能にする。
コンパクトに折りたためる「IZANO2」
(2023年8月10日号掲載)