日東精工、ロボットでねじ締め
- 投稿日時
- 2021/08/23 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
「UR+」製品認証を取得
日東精工は、ユニバーサルロボット社の「UR+」製品認証を取得したねじ締めユニット「PD400UR」シリーズを8月30日に発売する。トルク範囲は0.5?6.0N・m。「ねじ締めユニットでは日系企業として初めての認証取得」という。
ロボットに取り付けるユニットは、ねじフィーダからねじをピックアップし、あらかじめ設定しておいた位置に締め付けるというもの。ピックアップは、マグネット式、バキューム吸着式から選べる。狭いところにもアクセス可能で、各種アプリケーションにも対応する。
高精度なねじ締めが可能な「NXドライバT3シリーズ/SD600Tコントローラ」を標準搭載した。締め付けポイントごとに、異なるトルク値や回転速度などを設定できる。16種類のプログラム保存が可能。さまざまな条件のねじ締めに対応する。
プラグインソフトURCap「NS SD600T」を新たに開発した。導入時のセットアップがティーチペンダント上で簡単に実施できる。コントローラに保存されたトルク値や回転速度などのパラメータを、ティーチペンダントからの直感的な操作・設定で変更できるようにした。
目標トルクを入力すれば、最適な回転速度などを自動計算する「簡易設定モード」と、それぞれの値を独立して設定可能な「詳細設定モード」を用意している。
(2021年8月10日号掲載)